イノダコーヒ

ライブの翌朝。京都に行った時に必ず訪ねようとずっと前から思っていた、京都三条堺町のイノダコーヒ店へ行ってきました。今回は本店の方へ。
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昭和15年創業の老舗。 店員の人たちのホスピタリティがすばらしい〜だから本物のカフェ。


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店員さんが薦めてくれた「アラビアの真珠」↑ 創業当時からのブレンドとのこと。ミルクと砂糖入りで供されるんだけど、なるほど〜ナットクな味。大好きなアップルパイも・・↑あぁ思ったとおり私の好きな味でした。(カウンターのショーケースにあんまりおいしそうに並んでるんだもん。レモンパイ、巨大シュークリームも・・・あの、今度私が来る時もそこに並んでてくれますか?) 
コーヒーももちろんなんだけど、自由な雰囲気。客のひとりひとりが、“ひとりの人”として、大切にされているのをとても感じます。ごく当たり前のことなんだけれど。カフェとはこういう所のことを言うんだなぁと、来てみてよくわかりました。
さっきカウンターの所では、いつもこの時間に来ているのでしょう、ラフな身なりの一人の年配の男のお客さんが、「ごちそうさまでした」と受付の人に言って私と入れ違いに出て行きました。日曜日の朝、ゆったりとした店内、隣の席では地元の常連さんと思われるグループの客が大きなテーブルを囲んでゆったりと語り合っています。店内では客どうしの間にもお互いに自然にいい空気が保たれているよう。
常連客、文化人(と言われるような人も来店するのでしょう)、そして私のようなただの旅行客にも同じように、丁寧に心のこもった応対をしてくれます。店員さんにちょっと尋ねると、わざわざ「こちらですよ」とサロン風スペースを案内して説明してくださいました(そ、そこまで・・恐れ入ります)。 写真もどうぞとのこと。
 
↑サロン風スペース。昨年のTVで高田渡さんが生演奏をされたのはここだったのかな。        ●●●●●●●●●●
         (中庭もあるんですね)                      (2Fから)
いいカフェがある町はいい町だと思う。こんないいカフェがある町に住みたい。 京都へ来た時はまた寄らせてくださいね。 (レモンパイちゃん、巨大シュークリームちゃんも・・・待っててね! 笑)