FUJIROCK ’06(WOWOW)

TVでフジロック2006の模様を見ることができました。
 http://www.wowow.co.jp/music/frf/lineup/index.html


目に飛込んでくる森、山、霧 〜 圧倒されるような大自然〜 そして音楽。 そこには、行った人にしかわからない空気があるんだろ〜なぁ〜・・・と、画面に映る人々の顔を見たらそのことがわかるよう。

さまざまなステージをそれぞれに楽しんでいる様子をダイジェストで見ていたら、こりゃ、どんなに日本のレコード会社が、「おま〜らはおとなしくこれでも聞いてろ」 と自分達にカネになる音楽ばかりを若者たちに押し付けようとしたって、このフジロックがある限り大丈夫なんじゃないかしら? なんて思ってしまった。

参加アーティストが発表されるずぅっと前から通しチケットを買い求めて毎年参加する人も多いという、その気持ちもなんだかわかる気がしてくるような・・。
自然と、人の願い(37年前の)とが2006年のここ苗場で仲良く幸せな場を実現しているようで・・経済原理が全てを覆ってしまった世界の中で、これはひとつの(成熟した)じゅうぶんにカウンターなカルチャーなのかも?


それはともかく、さまざまなステージの中で見た Harry Hosono Quintet。 ステージ全体からどことなく別格な雰囲気が感じられました。その演奏は、オールドタイミーな音楽の味わい深さ、その魅力、音楽の奥の深さをチラッと見せられた感じがして、なんだか強く興味をひかれてしまった! (「音楽は・・深いんだョ」 って) でも一曲だけなんて。
  「Pennies from Heaven」の細野さんの歌、
  「Caravan」の徳武さんのギター、
   コシミハルさんの「Bonnuit Minouche -おやすみおばかさん-」
〜 などもいつかきっと聴けますように・・
(・・そうか、自分にとって、音楽の味わい深さを教えてくれる音楽家はとっても大事なんだな・・。)


他のステージも、見ていていろいろ楽しかったり気になったり。 UA×菊地成孔のステージも・・すごく気になったゾ。